認識可能な数値であれば Integer 値を返し、認識できない場合は 0 を返します。空白（つまり ""）の場合は、空白の Number 値を返します。
使用例
NUMBER(4.4) は 4（切り捨て）を返します。FLOOR(4.4) または ROUND(4.4) に相当します。関連情報: FLOOR()、ROUND()
NUMBER(4.5) は 4（切り捨て）を返します。FLOOR(4.5) に相当します。
NUMBER(4.6) は 5（切り上げ）を返します。CEILING(4.6) または ROUND(4.6) に相当します。関連情報: CEILING()、ROUND()
NUMBER(4.8): 5（切り上げ）
NUMBER("4.2") は 0 を返します。AppSheet は、特定形式の引用符が付いた未加工のテキスト値を Date 値、DateTime 値、または Time 値として認識します。この例では、"4.2" は（今年の）4 月 2 日の日付として認識されます。Date 値は Number に相当する値がないため 0 が返されます。入力の（誤った）解釈が影響するのは未加工のテキスト値のみです。列値からの入力や別の式の結果はそれほど影響を受けません。
NUMBER("14.2") は 14 を返します。先ほどの例とは異なり、引用符が付いた未加工のテキスト値である "14.2" は有効な Date 値、DateTime 値、または Time 値に相当しないため、NUMBER() は指定されたテキストを処理して期待される結果を返すことができます。
NUMBER("こんにちは") は、入力値が数値ではないため 0 を返します。
NUMBER("") は空白の Number 値を返します。
構文
NUMBER(値)
値- 任意の値。